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薫は、民家の裏手から横道に顔を出し
周りに誰もいないかを確認した
人影は無く、気配も感じられなかった
ゆっくりと、横道に足を向け1歩1歩と現実世界に近付く

頭の中は現実世界に戻れずに
変態行為に興奮した自分・・・
自分以外にも同じ人種が存在する証・・・
その人とすれ違った事・・・
色々な事が合わさり、妄想世界に浸り続けている

朽ちた民家の脇道から、舗装道に出た
物足りなさに後ろ髪を惹かれる思いで、自宅へと足を進めた
誰もいない・・・道を・・・

『あの人もあそこでオシッコしたのね・・・』
『そして・・・その後に蜜壺を自分で犯して・・・』
「わたしもその場で、同じ行為を・・・』
『場所を共有した変態同士の繋がり・・・』
『お互いに自らの形跡・存在を示すなんて・・・』
妄想はドンドンと膨らみ・・・
蜜壺が熱くなり、歩く度に「クチョクチョ」と卑猥な音が聴こえるほどに
スカートを大きな鞄で隠すように・・・
誰にも見られないように、スカートの上から花芯を愛撫する

マンションに着いても、薫の妄想は続いた
部屋の電気は付けづに、真っ暗闇の中全裸になり、ベランダへ出た
涼しい風が全身を覆う・・・そして、民家の裏手の光景が頭の中に広がった
そこには、あのすれ違った女性が、しゃがみ込み自分の蜜壺を犯している・・・
薫も近くにしゃがみ込み、同じ様に蜜壺を犯し始めた
言葉を交わさずに、お互いの喘ぎ声を聞きながら・・・
自分の割れ目を見せ付けるように・・・
聞こえるのは喘ぎ声と、微かな卑猥な蜜の音・・・

薫はベランダで、さっきと同じ格好になり
主張を繰り返す花芯を・・・満足いくまで捏ね繰り回した・・・
声が出ないように、口にはハンカチを押し込み・・・
「あの人」に見せ付けるように・・・
何度も何度も・・・
左右の手・・・指が・・・蜜壺を犯す・・・
「うぅぅぅ・・・」
篭った声が耳に届くが、気にならない・・・
花芯は更に硬く・・・蜜壺は体内の熱い物を吐き出すように・・・
何度も小さな絶頂を向かえ・・・
手はベトベトの蜜に覆われた・・・
それでも、薫の蜜壺は満足せずに熱い蜜を吐き出し続け
花芯は硬く尖ったまま
薫は、ベランダの床にお尻を付け、
更に犯し続けた・・・最高の絶頂を迎える為・・・
卑猥な音は微かな物から・・・大きな物へと・・・
お尻に垂れ流れる熱い蜜・・・
菊門に流れ着いた時に、薫の全身は反り返り、そのまま固まった・・・
口からハンカチがお腹の上に落ちた・・・唾液をタップリと含み重さがあった

蜜とは別の温かい液体が太腿・・・お尻へと伝わり・・・
薫は我に帰った・・・
また・・・しちゃった。

真っ暗な空に大きな月が薫の痴態をずっと見詰めていた。



テーマ : 短編小説 - ジャンル : 小説・文学

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