Ads by Google

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

代償(1)

登場人物
三浦 美和子・・・主人公
杉田 沙織


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『バッグに入れた!』
私は鋭い眼差しで、犯行現場を捕らえた。
40代の綺麗な身なりの女は、買い物籠とエコバッグをを持ち、その場を立ち去りレジへと向かって歩き出した。
買い物客を装い商品を買う素振りをしながら、女の後を気付かれないように追う。
女はレジで会計を済ませたが、エコバッグに入れた商品は、会計を通さ無かった。
女を店の外に出るのをレジの横から見張り、女が店外へ踏み出すと同時に、駆け出し女を追って店外へ出る。
自転車に跨がろうとする女の肩を力強く掴む。
女は身体を硬直させ、ゆっくりと振り返ると、その顔は強ばり、引き吊り始め、見る見る内に顔は青ざめ、血の気が低くのが、目に見えて分かる。

私は落ち着いた口調で女に尋ねる
「何かお忘れ物ありますよね?」
女は上擦った掠れた声で
「す・すみません」
「詳しい事情は事務所でお伺いしますから、こちらにおいで下さい」
あくまでも冷静な口調で返答し、女の腰を掴み、事務所まで誘導した。

私の名前は三浦 美和子。年齢は42歳。職業は所謂万引きGメン。
事務所に入ると、女に椅子を勧めると、女はその場に土下座し、反省の言葉を並べた。頭を擦り付けながら…。
私は、少し優越感に浸った…が、直ぐに仕事の思考に戻り、女の脇を抱え椅子に座らせた。
向かいの席に座り、
「バッグの物を出しなさい」
女はエコバッグから、牛肉のパック2つと缶詰4個を出す、その手は震えている。
「お名前は?」
「杉田 沙織です」
「ご職業は?」
「…。」
「答えられないの?」
「教師…です…」
私は言葉を失った。聖職者の万引き…。
「ご家族は?」
「今は1人暮らしです」
「収入はあるでしょ?」
「…はい」
沙織は財布を取り出して、1万円を差し出したが、私は無視をし質問を続けた。
「やり方から見ると、初めてじゃないわよね?」
「…いいえ…初めてです…。」
「それにしては、死角に入るし、牛肉は気付か無かったわ。」
「・・・」
沙織は黙り込んだ。
「うちの店は、万引きを発見したら、警察に報告する方針なのよ。」
「…それだけは…本当にすみませんでした。警察だけは…勘弁して下さい。」
「貴方、もういい年齢でしょ?私と同じくらいじゃないの?」
沙織は頷き、
「…44歳です。」
「教師をしていて、良い悪いの分別は付くわよね?」
「…はい。」
「身分証明出来る物は?家には誰もいないんでしょ、1人暮らしって言ってたし。」
「・・・」
また沙織は黙り込んだ。
「じゃあ仕方無いわね、警察に連絡されても。」
私は電話の受話器を取り、ダイヤルを回そうとすると、沙織は足元に土下座し、すがりつき、涙を流しながら、懇願を始めた。
私の中の悪魔が微笑む…『この女、私の物にしようかしら…?』微笑みを抑えながら、ダイヤルを回し続ける振りをする、沙織は太股まで手を伸ばし、顔をグシャグシャにしながら懇願を続けた。化粧は崩れ始めた…それにまでも、喜びを感じてしまう、もう一人の私…。職務の遂行と、悪魔が頭で格闘を始めた。
私は受話器を置き、優しい口調で沙織に話掛けた。
「でもね〜、身元を確認しないと…」
沙織は財布を開き、身分証明出来る物が無い事を示した。
「やっぱり警察ね。」
自分の顔が、にやけていないかが気になった。
「お願いです…それだけは…お願いします。何でもしますから…。」
私の顔は、確実ににやけていた。
「年も近いし、本当は警察沙汰には、私もしたくないのよ。ただ身元確認出来無いと、規則で貴方の家へ行って、確認しないといけないのよ。」
私は平常を装おって、嘘を付いた。
沙織の視線は定まらず、視線が泳いでいるのが分かる。
「それじゃあ、私が貴方と家まで行って、身元と住所を確認し、それから代金を貰って、念書を書いて貰わないといけないの、分かるわよね?」
「…はい。警察沙汰にならなければ…それでお願いします。」

私の中の悪魔が心を支配し、理性が薄れていく。興奮で鼓動は早まり、頬が赤らむのが分かった。

つづく

テーマ : 短編小説 - ジャンル : 小説・文学

代償(2)

登場人物
三浦 美和子・・・主人公、万引き保安員
杉田 沙織・・・万引き犯、教師
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は店長の元へ嘘を付きに行った
「店長、彼女は本当にただお会計を忘れてたみたいです。」
「そうか。君のミスでは無いんだね?」
「はい。未会計の商品はありましたから。でも、私が声を掛ける前に、会計をしようと、店内に戻りましたから、今回は注意と言う事で、帰ってもらいます。」
「それなら結構。君も今日は上がってくれて良いから。」
「はい。お疲れ様でした。」

私は帰り支度を済ませ、沙織の待つ事務所へと戻った。沙織は未だ放心状態で、視線が定まらずにいた。
「行きましょうか?」
「…はい」

二人揃って店を出て、沙織の自転車を取り、沙織の少し後ろを着いて行った。
沙織の足取りは重く、私を気にしているのが分かる。
「この近くなの?」
「…はい。あそこに見える一軒家です。」
「一軒家で一人暮らしなの?」
「離婚して、両親も亡くして…」
「悪い事聞いちゃたわね。」
純和風の古風な一軒家。綺麗に手入れされた、中庭を囲うように植えられた木、如何にも旧家の趣きを感じさせる。
『こんな家に住み、教師をしてるのに、万引きをするなんて』

沙織は、門を開け私を招き入れた…招かざる客を…。

沙織は家の中に入り、居間に私を通して、お茶を入れた。年相応な豊満な肉体…熟れたお尻に目が行く。

お茶を入れて戻ってくると、免許証を渡し、その場に土下座をした。
『良い光景だわ…。』

「頭を上げてなさい。私に謝られも仕方無いわ」
沙織は頭を上げた。そこには涙で崩れた化粧が現れた。
私は、鞄から紙とペンを取り出し、ペンを走らせた。

【私はスーパー○○で牛肉と缶詰(総額1800円)を万引きしました。
もう二度と、この様な犯罪をしません。

私の処遇は全て保安員三浦 美和子にお任せします。
署名 捺印 】

と書き記し、沙織に渡した。
沙織は、未だに現実を理解していない表情で紙を見詰め、ペンを手に取り署名をし、判子を取りに席を立った。
その瞬間に、私は一筆書き足した
【三浦 美和子の奴隷になります】
と…。
戻って来た沙織は、書面を読み返さずに判を押した。
私の顔は、紅潮しにやけた。

「これで良いのね?署名も捺印もしたから、異論は無いわね?」
「…はい。本当に申し訳御座いませんでした…。」
深々と頭を下げた。
「じゃあ、私の奴隷になるのね?」
「…。何ですか?」
「ここに書いてあるじゃない。奴隷になるって。」
沙織は、書面を見詰め息を詰まらせた。
「そんな…こんなの知らないです…さっきは書いて無かったし…。」
「でも、今署名と捺印したわよね?」
「…。」
沙織の顔は、肩を掴まれた時以上に強ばっていった。
「うふふ。そんなに怖がらないで。悪い様にしないわよ。」
「酷い…騙したのね…。」
「別に、私は警察に突き出しても良いのよ。貴方が職も失い、世間から冷たい目で見られるだけだからね。円く収めてあげようって、思ってやっただけよ。警察に行く?」
「…そんな…。」
「この書面を破れば、犯罪者になるだけ。どうするの?」
「…警察だけは…でも…」
「はっきり言いなさいよ!」
「…そのままで…書面のままで良いです。」
「奴隷にして下さいでしょ?このままで良いなら。」
「…奴隷にして下さい…。」
「うふふ。よく言えたわね。」

この日から、私と奴隷の生活が始まった。

つづく

テーマ : 短編小説 - ジャンル : 小説・文学

主な登場人物
・黒原 薫  :主人公 28歳 OL
・紺野 理沙子:白百合会主催 37歳 
・熊谷 陽子 :白百合会メンバー 33歳
・金森 志津子:白百合会メンバー 44歳

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

無言のままファイルのページを捲る
【4月3日 活動記録】
そこには、理沙子と志津子がソファーに腰掛けグラスを傾け、
2人の足元には、逸し纏わぬ姿で陽子と見知らぬ女性が・・・
まるで犬のように・・・四つん這いの姿が映し出されたいた。
首には太い首輪・・・そしてリードを理沙子と志津子が握っている。

そのページを見た時に、陽子は顔を赤らめ血走った目で薫を見詰めた
薫の心の中で、何かが噛み合う音がした
『これが・・・非現実世界・・・』
『私の望む世界・・・』

【6月29日 活動記録】
今度は志津子が四つん這いになり、リードを見知らぬ女性が持ち、
陽子はソファーで大きく足を開き、その間に女性が顔を埋めていた。

理沙子は日常会話の様に「こういう集まりなの、興味あるかしら?」
「・・・はい。興味あります・・・」薫はファイルから目を離さずに答えた
「良かったわ、じゃあ手続きに入りましょうね」

理沙子は薫の隣に席を移し、2人での会話を進めだした
「身分証は持ってきました?」
「はい。持ってきました」
「一応不定期に開催してるの、都合が合えば参加してくれれば良いのよ」
「はい・・・いつもこんな感じなんですか?」
「ううん。こう言う時もあれば普通のお食事会もあるわ」
「あの・・・SとかMの希望って・・・?」
「特に設けてないわ。その時に決めてくれれば良いし、無理に変えなくても良いわよ」
「会費とか・・・高いんですか?」
「1回に付き……円位ね、それと食料やお酒は持ち寄りでね」
薫は聞きたい事、興味ある事を、色々と聞いた
理沙子は、全てに対して笑顔で優しく答えてくれた
他の2人は、日常的な会話を淡々と交わし、非現実世界と現実世界を区切っているかのように。

理沙子が数枚の紙を取り出し、薫に渡した
「皆さんはどう?薫さんの参加に賛成?」
陽子と志津子は、満面の笑みで大きく頷いた
「それじゃ、この書類に必要事項書き込んで、私に送って下さる
分らない所は、電話でもメールでも良いから聞いて頂戴ね
これで、審査はお仕舞いよ。」
薫は緊張が少し解け、冷えたコーヒーに口を付けた


理沙子達と逢った数日後
薫は書類に書き込み、判を押し、身分証のコーピーと顔写真を添付し、理沙子に送り返した。
もう、心は決まっていた・・・この先の非現実世界へ踏み込む期待感だけが、心を支配した


それから数週間、特に何の連絡も無かった


火曜日の夜
薫の携帯がメールの着信を告げる
【メンバーの皆様】
大変ご無沙汰しています。理沙子です。
来る5月○日(金)に、白百合会の会合を開催致します。
詳細に付きましては、下記に記載致しますので、ご確認下さい。
参加希望者は、木曜日までに連絡下さい。
新メンバーが加わり、今後は更に会合の頻度を増やしていきたいと思いますので、
皆様宜しくお願い致します。

日時:5月○日(金)午後1時
場所:マンションKONNO 801号(東京都○○区○○1−2−3)
費用:……円

食料・お酒等は、また持ち寄りでお願いします。

薫は全身が熱くなった・・・いよいよあの世界に・・・憧れの世界に行ける
直ぐに参加希望のメールを返信した


つづく

テーマ : 短編小説 - ジャンル : 小説・文学

その扉を開くと、薫は別人…
いいえ、人間では無い別の物になる…。

自ら望んで開けた扉…
自ら望んで入った部屋…

約1年前の話。
仕事のストレスからか、プライベートに不満があったからか、ある募集掲示板の書き込みに目を留めた。

掲示板の書き込み

『私達は、女性だけのサークル活動をしています。
現在のサークル活動人数は8人です。
大人の女が集う、現状に満足出来ない者が集い、現実離れした世界を目指した活動をしています。
非現実世界に憧れを抱いてる方は、是非ご参加下さい。
ご参加なされた方のプライバシー、サークル内で起きた事は秘密厳守が原則です。
審査には、身元確認はもちろんの事、かなり厳しい審査がありますので、ご了承下さい。』
半信半疑でその書き込みを読み、数日迷っていた。
しかし、仕事中も…何かをしていても、その書き込みの内容が気になっていた…。
『非現実世界…』と言う言葉…現実に満足してない薫を惹き付ける、何かがあった…。
数日後、薫はパソコンに向かいキーボードを叩いていた…その書き込みへの返事を…。

『現実世界に嫌気が差し、週の内数日でも、現実から抜け出して非現実世界へ没頭したいと思っています。
普段の嘘で覆われた自分では無い、本当の自分を…本来あるべき姿を見たいと願ってます。』
すぐに、サークルの責任者HN理彩と言う方から連絡があた。

『まずは、普通にお会いし、お茶でもしませんか?詳しい話は、その時にさせて頂きます。
当日は身分確認出来る物(免許証・保険書)をご持参下さい。
もちろん私達も身分書を持参致します。
お話・条件が合わない際は、その場で正直にお話下さい。無理強いは致しません。
ご都合の宜しい日時をお知らせ下さい。
携帯電話番号090………』

っとあった。都合の良い日時と、自分の携帯電話番号をメールした。

数日後、理彩から連絡があり、希望日時に○○駅で待っているとあった。
その日まで薫の心は、期待と不安で揺れた…。
自分の願望は叶えられるのだろうか…?
冷やかしでは無いだろうか…?
日毎…時間毎…に考えが交互に替わった…。

その日が近付くに連れて、薫の気持ちは固まっていった。
根拠の無い自信が、不安な気持ちを押さえ込むように…。

理沙と待ち合わせをした当日
その日は、金曜日の午後だった。
会社に半休届けを出し、午後に退社し待ち合わせ場所へ向かった。
朝から仕事が手に付かず、悶々とした気分で過ごしている。
会社を抜けた薫の足取りは軽やかで、期待に胸を躍らせていた

待ち合わせの場所『Half Moon Cafe』
平日の午後と言う事もあり、お客さんはチラホラとしかいない
若い店員に名前を告げると、先方はまだ着ていないと言われ、席に案内された
案内された席は、3方向を壁に囲われた7〜8人が座れるダイニングテーブルが置かれた個室の席だった
薫は時計に目をやると、まだ約束の2時よりも15分も前…
コーヒーを注文し、これから何が起こるのか…、審査に受かるか…など色々と考えを巡らせた

10分位経った時、店員がお連れ様がお見えになりましたと告げに来た
席を立ち、ナプキンで口元を拭った

そこに現れたのは、予想に反し普通の出で立ちの方ばかり…
年齢も服装の好みもバラバラな3人の女性
皆笑顔で軽く会釈をし、席に着き、各々注文を済ませた
薫は緊張で、飲み干したコーヒーカップに口を付け、店員からお替りを勧められ、周りの笑いを誘った

注文の品が皆の前に揃うと、大柄で派手目な女性が口を開いた
「こんにちは、薫さん。今日はわざわざお越し頂き有り難う御座います。
まずは、自己紹介しましょうか。
私は紺野 理沙子と言います。年齢は37歳です。よろしくね」
軽く頭を下げた

即すように、隣にいる少し太った女性に手を向けた
「私ねー緊張しちゃうわ。
えー名前は、熊谷 陽子 歳は、33歳です。よろしく」
同じ様に軽く頭を下げる

その隣、薫の横に座った一番年上に見える女性が、薫の方へ向き直し
「金森 志津子、44歳です。宜しくお願いしますね」

水を口に含み一呼吸置いてから、言葉を発した
「黒原 薫と申します。年齢は28歳です。・・・宜しくお願いします。」
皆にこやかに、会釈をして答えてくれた。

これが非現実世界を楽しむメンバー?少し、拍子抜けした。
まるで、近所の主婦が集まって井戸端会議をしてるようで…。
やっぱり、私の考えた物とは違うのかな…?そんな事を思っていると、
突然、分厚いファイルが薫の前に出された
目をパチパチしていると、
理沙子が、今までと違う口調で
「その中御覧なさい」
陽子は俯きナプキンをモジモジとし、志津子はコーヒーを飲みながらこちらを覗き込んでいる
ファイルの表紙を開けた
『淑女の集い 白百合会』と書いてある
全身に熱い物が流れ出した
ページを捲ると、そこにはボンテージファッションに身を包み、仮面舞踏会の様なアイマスクをした複数の女性が現れた。
その中には、ここにいる3人であろう年恰好の女性も存在していた
言葉を失い、ページを進めていく…

つづく



テーマ : 短編小説 - ジャンル : 小説・文学

主な登場人物
・黒原 薫  :主人公 28歳 OL
・紺野 理沙子:白百合会主催 37歳 
・熊谷 陽子 :白百合会メンバー 33歳
・金森 志津子:白百合会メンバー 44歳
・田中 純  :白百合会メンバー 29歳

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そこには・・・
ワインレッドの絨毯が全面に敷かれ、写真で見たソファー、キングサイズのベッドが2つ・・・
そして、その空間には似使わない、檻や木製の大きな十字架・・・見たことの無い物が並んでいた。

ボンテージに身を包み、顔には革製のアイマスクをし、その目は妖しく光らせた理彩子が立ち、
理彩子の足元には、地味なベージュの下着姿で、真っ赤な首輪を付け、口には同じく赤いボールの様な物を加えた志津子の卑猥な姿が…。
理彩子は、今までとは違う口調で問い掛けた
「さ〜皆さん、今日はどちらを演じます?」
皆は、黙ったままウォークインクローゼットへ足を向けた。
もちろん薫を、皆に習いウォークインクローゼットへ興奮で震える足を踏み入れた。
ウォークインクローゼットの中には、一方にはラバー製のボンテージやキャットスーツ・ビスチェ等の衣装。
もう一方には、アイマスク・口枷・ムチ等が置かれていた。

戸惑う薫をよそに、陽子と純は洋服を脱ぎ捨て、陽子は濃い紫色のボンテージにみを包み、
純はマスク(顔まで覆う)付きの黒のキャットスーツに着替えた。
薫は、陽子に近付き耳元で尋ねた
「私は…どうすれば…?」
陽子は、ボンテージと同色のアイマスクを着けながら、理彩子と同じ様な口調で、
「そうね〜理彩子さんも純も私も、今日はSを演じるから…こっちのこれなんてどう?」
指差したのは、ブラのワイヤー部分だけを残した物と、エナメル製のTバックだった
薫は、戸惑いながらも頷き、洋服を脱ぎ言われた物を身に付け始めた・・・
ショーツには、信じられ無い程の愛液が付着してい・・・。
着替えを済ませ、2人と同様に鏡の前で自分の変身した姿を見ていると、
鏡に純が近付き、薫の首に志津子と同じ真っ赤な首輪を付けた。
薫の乳首は、今まで見た事の無いほど充血し、
蜜壷も同じ様に反応を示し、Tバックの脇から愛液が流れ出すのが分かった・・・
純にリードを引かれ、ウォークインクローゼットから、20畳以上はあるであろう理彩子と志津子の待つ部・・・
誰に指示される事も無く、志津子を真似し犬の様に四つん這いで姿を見せた…。

ウォークインクローゼットから部屋へ戻る境を越えた時、
薫の脳は、現実世界から非現実世界へと切り替わた・・・。
自分が何者なのかさえ思い出せないくらいに・・・

部屋へ戻ると、理沙子はソファーに腰掛けグラスを傾け
その足元で、本物の犬のように丸く蹲ってる志津子の光景が目に入った
理沙子は、高揚した口調で
「あら、皆さんとてもお似合いだわ」
1人づつ、妖しい光を放つ目で眺めた
陽子・・・純・・・そして薫・・・へ
理沙子と視線が合うと、薫の身体に感じた事の無い電流が走り始めた

純にリードを引かれ、ソファーへ導かれる
薫の目の前には、目が充血し口にボールギャグを咥え、その隙間から大量のヨダレをポタポタ垂らしている志津子の姿が・・・
薫も同じ様に、ソファーの下で丸まり、次の展開を待った
陽子が上擦った声で
「記念写真撮りましょうよ」
と言い、デジタルカメラを棚の上に置きセルフタイマーをセットし戻ってきた
デジタルカメラのランプが点滅し始めると、純はリードを強く引き上げ、薫の顔を上げさせた
ランプは速度を速め・・・緑から赤へ・・・
「カシャ」
フラッシュが眩しく光、非現実世界へ踏み入れた薫を歓迎した

ソファーの上では、何やら談笑が始まった・・・時折聞こえるのは
「私志津子さんが良い」
「薫素敵ね」
「後で私も下界へ行くわ」
「今日は上界かな」
下界・・・上界・・・聞き慣れない言葉が飛び交った
志津子は、その間も充血し血走った目で、薫を見詰め、言葉にならない言葉で話し掛けてきた
「うぅぅぅ」
ヨダレを垂らしながら・・・お尻をクネクネさせ

陽子の声が頭上から聞こえリードを引っ張られた
「さあ、薫お散歩よ」
そう言うと、部屋の隅に行かされゆっくりと壁沿いを歩かされた
10cm以上あるヒールに先導され・・・ゆっくりゆっくりと・・・
「もっとお尻を振りなさいね、その方が可愛いわよ」
「上手上手、飲み込み早いわね」
檻を過ぎ・・・十字架を過ぎ・・・ベッドを過ぎ・・・
薫のTバックは深く食い込み、愛液が太腿へ垂れ流れるのが分った

ソファーの下へ戻ると、志津子は着ていた下着を脱がされ、逸し纏わぬ姿で四つん這いになっていた
お腹は垂れ下がり、乳房もその重さと重力で垂れていた・・・
太腿の間には、キラキラと光る物がベットリと付着しているのが分った
そして・・・あるべき茂みが無いのも・・・

今度は、純が志津子のリードを引き、薫はその後を陽子に引かれながらもう1周のお散歩が始まった
志津子の大きなお尻が目の前で、左右に大きく揺れる・・・
黒ずみ蜜を吐き出す割れ目の間からは、赤く熟れた蜜壺が顔を覗かせている
一歩一歩足を進める度に、その卑猥な割れ目はクチャクチャと音を奏でる
急に陽子は、リードを強く引き、薫と志津子の距離は一気に縮まった
薫の息が志津子のお尻に掛かる距離・・・
志津子の蜜の香りが鼻腔を刺激する距離・・・
更に陽子は、リードを引く
薫の顔は志津子のお尻へ埋まった
お餅の様な弾力に顔が包まれた、ひんやりと冷たい、大きなお尻・・・
その中心部に、ベッタリと生暖かい感触を鼻先で感じる
「うぅぅ・・・あああ」
志津子の言葉にならない声が響き渡り、志津子は足を止めお尻を突き出す格好へなった
薫は、どうすれば良いか分からず、ただ顔を埋めた、生臭いお尻の間に
「舐めてあげなさいよ」
純の声が耳に届くと、薫は少し顔を離し顔を上下にに動かし、志津子のお尻の割れ目を舐めだした
お尻を高く上げてるせいもあり、薫の舌先は志津子の蜜壺へ入っていく
「あぁぁぁ・・・ぁぁ・・・」
志津子は更にお尻を突き上げ、足を開き、薫を受け入れるようにする
薫も従うように、下を割れ目に沿わせ上下へゆっくりと動かす
大きくそそり立つ花芯・・・今まで見たことの無い程の大きさ・・・
それを咥え込む様に口に含んだ
志津子は全身を震わせながら、まるで犬が服従のポーズを取る姿勢になり
薫の舌先を待った
初めて見る、大人の女性の無毛・・・毛があるべき所は肌色よりも濃く・・・割れ目の土手は表現出来ない色に変色している
薫は、志津子の股の間に顔を埋め、大きな花芯を舌先で転がす・・・
その度に、志津子は喘ぎ声を上げ、身体をくねらせた
「いいわねー志津子さん、こんな若い子に舌で犯されちゃって」
「あらあら、私がする時よりも喜んでるわ」
「このお顔、そろそろ逝っちゃいそうね」
「薫、強くしてあげなさい」
頭上から聞こえる卑猥な会話
薫は、志津子の花芯を口に含み吸い上げた・・・何度も何度も・・・
吸い上げた状態で、舌先をチロチロと花芯に当てると
志津子は奇声を発し、身体を湾曲させた
頭上からは、笑い声とまた卑猥な会話が聞こえ始めた
「うふふ。薫はテクニシャンなのね」
「味わってみたいわ」
「志津子、白目剥いちゃって」
薫の口の周りは、蜜でベタベタになっていた・・・
志津子のお尻の下の絨毯は、その部分だけ色が濃く変色していた



つづく

テーマ : 短編小説 - ジャンル : 小説・文学

 | BLOG TOP |  NEXT»»